教育エコツアーの感想シリーズ、第21回目です。
今回ご紹介するのは、現在は会社に勤務している女性が、大学4年生の時に参加した時のインタビュー記事からです。
Q1:教育エコツアーに参加したきっかけは何ですか?
小さい頃から野生動物の番組が好きでよく見ていたので、漠然とアフリカの自然に興味がありました。大学最後の年に今アフリカに行かないと、今後行く機会はないかもしれないと思い、参加しました。
Q2:一番心に残ったこと、響いたことは何ですか?
何より雄大な景色と野生動物を近くに見られたことです。ツァボの赤土に染まったゾウが悠然と歩いていく姿は今も目に焼き付いています。また、テントに泊まった時には、すぐ近くでゾウが草を食べる音やライオンの声を聞き、鳥肌が立ちました。
一方で、アフリカの自然といえばサバンナをイメージしていたのですが、その風景は人間により自然破壊が進んだ結果と聞いて衝撃を受けました。
Q3:教育エコツアーに参加後、 あなたの中で変わったことや考えたことは何ですか?
圧倒的と思っていたアフリカの自然でさえ破壊が進んでいることに非常に危機感を覚えました。また、野生動物が身近であるが故の地元の人々の苦労を知りました。
少しでも自分が力になれることがあればと、サラマンドフの会の会員になりました。
ツアー参加前までは人間中心に見ていましたが、参加の後は人間はあくまでも地球の一部であるとの意識が強くなり、世界の見方が変わりました。
『教育エコツアー インタビュー』サラマンドフ・ニュースレターNo.8 より