アシスタントの退任

小学校の教職を定年退職して以来、12年間アフリカゾウ国際保護基金のプロジェクトのアシスタントとして手助けしてくれていた男性のムズガさんが退任しました。

昨年9月より持病の喘息と目の老化を理由に疲労が激しいからと退任の申し出がありましたが、引き継ぎなどのため半年ほど延期してもらっていました。

「これは人生で2回目の退職です」

とムズガさんは任務が終了するのにほっとしたようです。最後に自分史を語り始めた時には自慢話に力が入っていました。ただ、社会の活動から離れることには少々寂しげでもありました。

初期にはビリカニ女性たちの会の識字教室の先生として、後期にはビリカニ・ライブラリーの子供たちの監督員として、またカンビト女性たちの会のメッセンジャーとしても活躍してくれました。

67歳はもう仕事の限界と自分で言っていましたが、酒の飲み過ぎもあるようです(笑)。いや、縛られずに酒を飲み続けたい!というべきかもしれません?!

「退職後は、まだ生存している90歳の母の介護をします」

というムズガさんに、介護の真っ最中のお母さんたちは怪訝そうな顔。まさか?!どうせ彼の妻が面倒を見て彼は何もしないにちがいない!とブツブツと言っていましたが、

「せいぜい酒を飲み過ぎないように、元気で余生を送って下さい!」

と激励の言葉を送っていました。

ムズガさん(写真中央)とのお別れの記念撮影。