カテゴリー別アーカイブ: サラマンドフの会

子どもたちへの教育ツアー(7月実施)

続いて、ビリカニ・ワイルドライフ・クラブの教育ツアーの報告です。

朝から晴れ上がった日となりました。

ガイドによる解説が始まると間もなく、後方にゾウたちの群れが現れて話は中断。移動を続けるゾウたちの観察に集中しました。

数少ない水場では鳥類も観られました。その近くでライオンがじっとしているのも緊張を持って観察しました。

イスラエルなどから来た外国からの観光客たちに出逢い、観光客たちのマナーや行動から外国人観光客の一面も学んだようです。

ケニヤにおける外国人観光客がなぜ重要なのかも、観光客が宿泊するロッジを見学しながら体験学習することができました。

7月に入ってから心配されていたコロナ感染拡大が全くないため、声を出す時以外は、マスク着用は任意となりました。

今事業年度に予定していた、子どもたちへの教育ツアーのフィールド体験の支援は無事終了しました。

そして、参加した4つのワイルドライフ・クラブからの選抜者によるスピーチ・コンテストを3年ぶりに実施することができました。

次回はスピーチ・コンテストの内容を報告します!

 

子どもたちへの教育ツアー(6月実施)

6月にはカンビト、7月にはビリカニの各ワイルドライフ・クラブの小学生たちがツァボ・イースト国立公園の教育ツアーに参加しました。

6月20日になって直近1週間の新型コロナ感染がケニヤ全土で急増している報告が出て、3月から緩和されていたマスクの着用などが公共の場では義務づけられるようになりました。そのままケニヤでの第6波と言われましたが、感染率は上昇することなく無事終了しました。

感染拡大のリスクを避けるため、集団行動となる教育ツアーでは、念のため実施人数を基本型の40名から20名へと削減して実施しました。

まずは、カンビト・ワイルドライフ・クラブの教育ツアーの報告です。

途中で晴れ間がのぞくこともありましたが、全般的に曇天で天候にはやや恵まれないフィールドとなりました。

ゾウの群れが至近距離で近づいてくると、これまで参加したことがある子どもたちは嬉しそうに落ち着いて観察していましたが、初めて観る子どもたちの中には、はじめは目をつむって怖がっている子どももいました。

しかし何回も観察しているうちに、人間を脅かす野生動物ではないことが体験できてきました。

参加者の中から「なぜサイを全く観られないのですか」と質問が出ると、ツアーガイドからツァボ・イースト国立公園のクロサイの犀角をねらった密猟の解説がなされました。

観られる野生動物ばかりでなく、観られない野生動物からもいろいろと学び考えるフィールドとなりました。

 

 

2021事業年度の2回目の支援資金

報告がポレポレとなりましたが、サラマンドフの会の2021年事業年度(第12期:2021年11月~2022年10月)の2回目の支援資金の910,000円を6月に送金、急激な円安に伴う差額支援として72,072円を追加支援しました。地域住民の事業支援のひとつである小学校ワイルドライフ・クラブの卒業生成人へのフィールド再教育支援事業、学童の自然保護教育の支援にあてています。

幸いなことに、今に至るまで支援地域ではコロナ感染拡大は見られません。円安と現地の物価高に伴う支援額の増額と、6月末からの感染拡大の予想に伴い事業の日程等の調整などありましたが、活動を進めることができています。

皆様からの支援が継続の原動力となっており心より感謝致します。さらにフィールド教育の事業の支援に関しましては、イオン環境財団からの助成金が力添えとなっています。皆様のお力添えにお礼申し上げます。

事業の報告はいつもながらポレポレですが、後日アップしていきますので、どうぞお楽しみに!

子どもたちへの教育ツアー支援(6月、7月)

例によって報告はポレポレですが、活動は順調に続いています。

6月~7月には、2つの小学校ワイルドライフ・クラブへの教育ツアーの支援を実施して、今事業年度に予定していた4つのワイルドライフ・クラブの教育ツアーが終了します。

7月中旬には、3年ぶりに、4つのワイルドライフ・クラブから選ばれた子どもたちによる、スピーチ・コンテストも予定しています。

ケニヤでは3月の規制緩和以来、新型コロナ感染状況は問題なかったのですが、6月下旬にマイルドながら感染率が増加する傾向が見られて、第6波に突入かと言われています。支援地域では感染者もなく、全く問題ないのですが、念を押して、予定していた事業を前倒しし、7月に実施することにしました。準備と実施に追われバタバタしていて、報告をアップしている間がない!というのが、ポレポレの報告の言い訳です。

8月までにはもろもろアップしてきますので、アフリカンペースで気長にお待ち頂き、時々思い出してチェックしてみてください!

子どもたちへの教育エコツアー支援(第12期2回目)

4月には、今期2回目の子どもたちへの教育ツアーの支援を行いました。

ほとんどが教育ツアーに初参加でした。前回までワイルドライフ・クラブの顧問を勤めていた先生が昨年で退職となり、新しい先生が引率してのフィールド学習となりました。朝から雨が降り出しそうな曇天模様での開始となりましたが、午後には青空の広がる教育ツアーとなりました。

このワイルドライフ・クラブでは、コロナ感染拡大が始まる直前の2年前の雨季の3月に教育ツアーを行いましたが、その時には乾季が極めて短く雨季が長引いているかのような景観でしたので、参加した子どもたちはあまりに景観が違うのにまるで別の場所に来たかのように驚いていました。

マスクの着用はバスに乗車して観察している間必須でしたが、バスから下車して観察する時には着用するのは任意で、多くの子どもたちはマスク着用なしでガイドの話を聞き、観察を続けていました。

【写真下:ゲレヌク】


ゾウやキリンなどの野生動物の生活を観察するのが初めての子どもたちの中には、思わず「ゾウだ!」と声をあげてしまい、アシスタントや顧問の先生から声を出さないように注意される場面もありました。

インパラ、ゲレヌク、グランツガゼル、レッサークドーと出てくる動物たちを見分ける方法を教わり、2回目参加の子どもなどは間違いなく動物の名前を言えるようになっていました。皆マナーよく観察できましたが、ひとりだけガイドやアシスタントを悩ませる男子がいたのは残念でした。

参加する前には野生動物を怖がっていた子どもたちも、教育ツアー終了時には、ゾウ、キリン、ダチョウなど、お気に入りの動物の名前を言うほどに野生動物好きになりました。

【バスの中では全員マスク着用。車外では、マスクの着用は任意となった。マスクは、ビリカニ女性たちの会の作製】

 

 

 

 

ニュースレターNo.24

会員の皆様にお届けしている『サラマンドフ・ニュースレター』No.24(8ページ)は、6月上旬までにお手元に届くよう準備中です。

2021年事業年度(2021年11月~2022年10月)の4月までのサラマンドフの会の活動の報告を中心とする内容となっております! 

内容は以下のとおりです。

冒頭の言葉  

支援内容の報告

  子どもたちへの教育ツアー支援 (2つのワイルドライフ・クラブ)

  女性たちの会の報告                                                                                                  

卒業生は今ほか

サラマンドフと共に(連載 その11) 

サラマンドフの会よりお知らせ  

その他

どうぞお楽しみに!

※ 【サラマンドフ・ニュースレター】は、正会員および賛助会員3口以上のご支援を頂いている皆様に、活動の内容をお知らせしている会報誌です。

会員になってご支援くださると嬉しいです!

サラマンドフの会の入会方法は【ご入会およびご寄付の方法】よりご案内しています。

もしくは、こちらよりお問い合わせください。

子供たちの教育ツアー支援【初参加】

サラマンドフの会の2021事業年度(第12期)の子どもたちへの教育ツアーの支援は、初参加のムルンディニ小学校のワイルドライフ・クラブから開始しました。

新型コロナ感染拡大については、ケニヤ全域で落ち着いてきていて、マスク着用の義務化はなくなりましたが、バスでの移動など集団行動ではマスクをすることが推奨されていて、教育ツアーでも、全員マスク着用にしました。また、感染拡大予防のために同行のスタッフや顧問など大人には、PCR検査を事前に実施して陰性を確認しました。

車両での乗車人数制限は解除となったため、ケニヤで新型コロナ感染拡大が始まった2020年3月以前の人数と同じ規模の35名の子どもたちが参加しました。

ビリカニ女性たちの会が作製したマスクを装着しての参加となりました。前回までと同様に、同行した厚生省の係官から新型コロナ感染予防に関してマスク着用の必要性など、対策の重要性についての説明を受けました。道中マスクをはずしがちになる子供たちへ注意を促しました。

はじめに出会った野生動物はゾウでした。村で知っているゾウとは異なり、全然攻撃的でないのに皆驚いていました。そして感動して観察を続けていました。

  

ワイルドライフ・クラブの顧問の先生にとっても、子供たち全員にとっても初の国立公園への訪問でした。ゾウをはじめ野生動物といえば、村に出没するトラブルの多い動物という印象が強かったのですが、野生動物が本来あるべき姿で生活をしているのを見て、それぞれに大感激で、野生動物が大切であることを体験し学ぶことができました。

初めて観るダチョウのオスとメスの違いや、インパラ、ウォーターバック、キリン、バッファロー、イボイノシシ、カバなどの動物の行動観察もして、感動しながらの多くを学べる貴重な一日となりました。

【ダチョウのオスとメス】

【インパラとウォーターバック】

【野生のゾウたちが水飲みにやってきたところを観察する子供たち】

教育ツアーの後に課された作文には、多くの子どもたちがゾウがお気に入りの動物となった、と書いていました。カバやバッファロー、キリンなど大型野生動物も人気がありました。

参加者全員が野生動物を保護していきたい、教育ツアーで何度でもフィールド体験をしたい!と希望を持ち、中には将来は野生動物のための仕事をしたい、国立公園で働きたい、など早くも夢を抱き始めた子供たちがいて、教育ツアー終了後も熱い想いを語っていました。

 

 

助成金の採択(5年目継続)

NPO法人サラマンドフの会がイオン環境財団の第31回活動助成金(2022年4月~2023年3月)の助成先として採択されました。継続で5年目の助成となります。

3月3日付で、イオン環境財団のサイト https://www.aeon.info/ef/ 【2022.03.03 第31回イオン環境活動助成先 決定】にて、採択先のリストがアップされました。

また、同日のプレスリリースにもアップされています。

前回の助成期間(2021年4月~2022年3月)には、予定の事業をすべて消化でき、前年度のように新型コロナによるやむを得ない事業の中止はなく、喜ばしい結果となりました。

イオン環境財団の助成に関わる事業内容は、助成の4年目までと同様の継続支援です。

ひとつは、サラマンドフの会の設立以来、支援している、ケニヤ(ツァボ地域)の小学校のワイルドライフ・クラブの子どもたちへのツァボ国立公園でのフィールド学習支援です。今ひとつは、ワイルドライフ・クラブの卒業生を対象として、同国立公園でのフィールド学習を通した支援です。

昨年同様、満額(104万円)の助成金となり、新型コロナのパンデミックの厳しい状況の中、方法を模索しつつ忍耐強く継続している活動へ大きな力添えとなっています。

助成金は嬉しい支援ですが、サラマンドフの会の基盤は、皆様からの会費や寄付による温かい支援です。この原動力があってこそ得られている助成金と確信しています。

今後とも、野生のアフリカゾウと地域住民と共に一歩ずつ確実に歩み続ける、サラマンドフの会への支援を何卒よろしくお願いいたします。

 

2021事業年度の支援(1回目送金)

サラマンドフの会の2021年事業年度(第12期:2021年11月~2022年10月)の1回目の支援のための資金として、今年に入ってから785,000円を送っています。昨年度に続いてリモート事業による支援を順調に進めていて、ビリカニ女性たちの会の若年層支援、地域住民の事業支援、学童の自然保護教育の支援にあてています。

幸いなことに、支援地域ではコロナ感染拡大による事業実施への直接の影響は受けていず、サラマンドフの会のモットーである小さいながら確実な支援を続けることができています。

ケニヤでは全国的にコロナ感染率が極めて低い状況で、感染防止のための制限の緩和も進んでいます。そのため、今週予定している、小学生のワイルドライフ・クラブのメンバーのツァボ国立公園への教育ツアーは、コロナ感染予防のための制限以前の人数と同じくらいの参加者人数で準備を進めることができています。

皆様からの支援が継続の原動力となっており心より感謝致します。加えて学童の自然保護教育の事業の支援に関しては、イオン環境財団からの助成金も力添えとなっています。

事業の報告はいつもながらポレポレですが、後日アップしていきますので、どうぞお楽しみに!

 

総会2021年の報告

年末に予告しました、総会2021年の報告です。

今回も前回に続き、コロナ(Covid-19)感染拡大の状況を鑑みて、オンライン(Zoom)会議での実施となりました。前回の初のリモート会議に比べると、スタッフ一同、Zoom会議のセッティング、進行において熟達しました。予行演習も1回のみで済み、無事盛会にて終了することができました。

報告会では、大学サークル(日本獣医生命科学大学公認サークルRafiki)から活動状況、そして、サラマンドフの会からは支援活動についてケニヤでの1年の状況を総括しつつ、プレゼンがなされました。

本サイトでもたびたび報告しているとおり、昨年度の1年の活動が継続できたのは、支援対象の地域住民がコロナ感染することもなく、健康で過ごせたこと、その上でリモート事業が成功したためです。

報告は、小学生のワイルドライフ・クラブ対象の国立公園への教育ツアー支援、および卒業生を対象としたキャンプ事業を、リモート事業として実施した際のこぼれ話などが中心となった内容でした。

1年間の支援対象地域でのゾウと地域住民をめぐるトピックも、動画を交えての話となり、参加者たちは、現地状況をアップデートしつつ、サラマンドフの会の活動の意義を納得していました。

総会の開催の12月から新年の挨拶をブログに書いた1月初めにかけては、コロナの感染状況が落ち着いており、コロナが終息する方向への期待、それを想定して日本国内での事業を企画、などと明るい兆しを感じていました。しかし.....現状は急変して暗転ですね。

ケニヤではコロナの感染状況は落ち着いているものの、日本のオミクロン株をめぐる感染の拡大で、また自由に動くのが規制される悩ましい状況となってしまい残念です。どしゃぶりは永久には続かない、と気長に状況の好転を待つことにしましょう。

次回の総会2022年では、対面とオンラインとによるハイブリッドでの実施ができれば望ましいかとも考えています。

どのような状況でも前向きに、皆様からの支援を原動力に、助成金の助けも借りながら、リモート事業と対面事業とのハイブリッドで、状況に適切に対応しつつ支援活動を進めていきたいと思っております。

皆さまからの温かいご支援を引き続きよろしくお願い致します。

リモート総会で報告をする中村千秋。マスクはビリカニ女性たちの会の作製によるもの。

リモート会議を実施した会場にて。