カテゴリー別アーカイブ: サラマンドフの会

助成金の採択(継続)

NPO法人サラマンドフの会がイオン環境財団の第30回活動助成金(2021年4月~2022年3月)の助成先として、4年目の継続で採択されました。

2月22日付で、イオン環境財団のサイト https://www.aeon.info/ef/ 【2021.02.22 第30回 環境活動助成先を決定】にて、採択先のリストがアップされました。

また、同日付の朝日新聞の広告にもリストが掲載されました。

イオン環境財団の継続採択の3年目にあたる、第29回助成(2020年4月~2021年3月)では、新型コロナのパンデミックの影響で、予定していた事業を決められた期間内にすべて実施することができず、残念ながら期間内では一部の事業の中止を決定しなければなりませんでした。イオン環境財団の規定では延期が認められず、実施できなかった分については返金処置(61万円強)となる予定です(承認申請中)。

事業中止と返金処置にかなりがっかりしていただけに、4年目の継続採択の朗報は大変嬉しかったです。申請金額もほぼ満額(90万円)の助成となりました。第30回環境活動助成金(2021年4月~2022年3月)の期間には、新型コロナによる事業の変更や中止がなく、順調に進めることができるとよいと願っています。

イオン環境財団の助成に関わる事業内容は、これまでと同様の継続支援です。

ひとつは、サラマンドフの会の設立以来、支援している、ケニヤ(ツァボ地域)の小学生のワイルドライフ・クラブの学童たちへのツァボ国立公園でのフィールド学習支援です。今ひとつは、ワイルドライフ・クラブの卒業生を対象とし、フィールド学習を通した支援です。

フィールド活動を重視するイオン環境財団ならではの継続支援に応えられるように、コロナ感染の状況をみながら安全に進めることができるようにと祈るばかりです。

皆様からの会費や寄付による温かい支援の基盤があってこそ取得できている助成金です。従来通りに皆さまからの会費と寄付による支援が、サラマンドフの会の幹であり原動力です。今後とも、野生のアフリカゾウと地域住民と共に一歩ずつ確実に歩み続ける支援を何卒よろしくお願いいたします。

総会 2020年、遅ればせながら報告

総会の報告が大変遅くなりましたが、例年通り12月に無事終了しました。

コロナ(Covid-19)感染拡大の状況を鑑みて、初のオンライン(リモート)会議を使用しての実施となりました。リモート会議に関しては素人のスタッフが予行演習を重ねた成果(?!)もあって、無事盛会にて終了することができました。

総会の後半ではサラマンドフの会の活動を振り返りました。コロナのパンデミックのために困難な状況にありながらも、実施することができた継続事業について総括しました。

ビリカニ女性たちの会への洋裁の支援、カンビト女性たちの会への養鶏支援、小学生たちへの教育ツアー(ワイルドライフ・クラブ)支援、ビリカニの子どもたちが利用しているライブラリーの維持支援など、実施できた事業の報告を行いました。

一方で、コロナ状況の故、残念な報告もせねばなりませんでした。小学生たちへの教育ツアー(ワイルドライフ・クラブ)支援のうち、予定していた事業の半分以上の実施がかないませんでした。また、3回目を予定していたワイルドライフ・クラブの卒業生へのフィールド教育支援は、サラマンドフの会の2019年事業年度(2019年11月~2020年10月)内での実施が不可能となってしまいました。

コロナ騒動が早々に収束して、2020年事業年度(2020年11月~2021年10月)内での実施が叶うとよいと願うのみです。

コロナ時代ともいえる、人類にとっての変動期に、予定どおりとはいかずとも等身大の小さいながら確実な歩みを続けている報告をできたことを嬉しく思っています。

この歩みの原動力は会員と寄付による支援が維持され継続し、その力添えのおかげで助成金も得ることができているところにあります。

困難な時代がまだまだ続きそうではありますが、ビリカニ女性たちの会のマスク・プロジェクトのような、時代の方向を見ながらの新規の支援も試行錯誤していきたいと思っております。

皆さまからの温かいご支援を引き続きよろしくお願い致します。

リモート総会で報告をする中村千秋。マスクはビリカニ女性たちの会の作製によるもの。

リモート会議を実施した会場にて。

 

 

本事業年度(第10期)終了

サラマンドフの会の事業年度は11月に開始し、10月に終了です。

毎年、ハロウィーンの日にサラマンドフの会の事業年度が終了します。

皆様からの温かい支援で、新型コロナの終息の方向が不確定な世の中で、10年目に当たる本事業年度の2019年事業年度(2019年11月1日~2020年10月31日)も、無事に終了することができます。

明日(11月1日)より、2020年事業年度(2020年11月1日~2021年10月31日)第11期、11年目となります。

コロナの終息を願いつつ、新事業年度も、小さいながら確実に、マイペースで野生のアフリカゾウと地域住民と共に歩みを続けていければと思っています。

今後ともご支援をどうぞよろしくお願い致します。

ニュースレターNo.21

会員の皆様にお届けしている『サラマンドフ・ニュースレター』No.21(8ページ)は、10月末までにはお手元に届くよう準備中です。

2019年事業年度の後期(2020年5月~2020年10月)のコロナ状況でのサラマンドフの会の活動の報告を中心とする内容となっております! 

内容は以下のとおりです。

冒頭の言葉  

支援内容の報告

  子どもたちへの教育ツアー支援

  ライブラリー支援

  女性たちの会からの報告  
  
サラマンドフと共に(連載 その8) 

  ケニヤのコロナ騒動と野生動物(続)

教育エコツアーに参加して

ツァボ地域は今(その9)

サラマンドフの会よりお知らせ  

  イオン環境財団の助成金のその後

  オンライン企画

  2021年の教育エコツアー

その他

 

どうぞお楽しみに!

※ 【サラマンドフ・ニュースレター】は、正会員および賛助会員3口以上のご支援を頂いている皆様に、活動の内容をお知らせしている会報誌です。

会員になってご支援くださると嬉しいです!

入会方法は
【サラマンドフの会のHP】
https://salamandovu.jimdofree.com/
【入会方法】
http://bit.ly/2yeW3iL

よりご案内しています。

もしくは、サラマンドフの会 salamandovu@gmail.com へお問い合わせください。

子どもたちへの支援:7月【2019事業年度(第10期)後期】

新型コロナ感染のため、子どもたちの教育ツアーの実施は、今年度後期は不可能かと案じていましたが、幸いにも、規模を縮小してひとつのワイルドライフ・クラブで実施することができました。

ケニヤでの小学校は今年度いっぱい閉鎖となっています。ただ、別途お知らせしていますように、ビリカニ村のライブラリーは再開しています。

そのライブラリーで子どもたちが厚生省の係官からの利用上の注意を忠実に守って利用していることもあり、ビリカニの子どもたちに教育ツアーを実施してもよいとの許可が出ました。ツァボ地域での感染者数は、都市部などに比べればとても少ないとはいえ、教育ツアー中の子どもたちへの感染予防を行うことが条件となり、監督者の厚生省の係官も同行しました。

【ビリカニのお母さんたちが作製したマスクを着用して参加した子どもたち。少々間隔が狭すぎたりして、注意を受けることも度々あった】

コロナ感染予防対策のため、ケニヤでは乗り物を利用する際に、定員の半分以下とすることが義務付けられていて、大型バスに教育ツアーのために乗れる子供の人数は10名と指定されました。

また、小学校は閉鎖中なので、制服での参加ではなくて、私服で全員マスクは必須、除菌消毒をしながら参加すること、バスの中はもちろんのこと、行動に当たっては十分に間隔を取ることなど、従来の教育ツアーにはない条件が要求されての実施となりました。

【エランドの群れ】

【インパラの群れ】

当日は曇天でした。国立公園は、例年、観光のピークシーズンに当たり、観光客で混み合う時期なのですが、今年は、コロナ感染対策の政府の規制のため、国立公園内は閑散としていました。野生動物たちに、人間社会がコロナ感染で危機的騒動になっているのを感知させるような行動や生活は観られず、従来どおりの行動、生活を観察することができました。

【人為的な発火で起きた火事の痕】


乾燥がかなり進んだ上、火入れの痕が一部広がっており、野生動物の生活への影響を学ぶことができました。

【閑散としたロッジ。参加した子どもがひとり歩いている】

また観光客がいないロッジも訪ねることができました。閑散としたロッジをまるで自分たちの家のように独占できた子どもたちは嬉しそうでした。けれども、観光客が全くいないことは野生動物保護にも影響することなど、観光の重要性も学びました。

【ガイドによる説明を受ける時もマスク着用、お互いの距離を取ることにもだんだん慣れてきた】

バスの中では、動物が観えるたびに、興奮した子供たちが距離を保たずに寄ってしまうため、係官から何度も注意を受けていました。距離を保ちながら、落ち着いて観察するのは難しかったようです。今後、コロナ騒動が収束しない限りは、同様の形での教育ツアーとなる可能性もあり、対処方法を検討する必要がありそうです。

【双眼鏡の使い方を学ぶ】

【早速、双眼鏡を使って、ダチョウのオスを観察】

前回(2020年2月)のブグタ小学校ワイルドライフ・クラブの時と同様に、双眼鏡の使い方を皆で学びました。これについては人数が少ない方がじっくり学ぶことができて、それぞれの子どもたちが使いこなせるようになり、フィールド観察を意義あるものとしました。

ワイルドライフ・クラブの卒業生2人がアシスタントとして同乗しました。卒業生たちは彼らが小学校の時には双眼鏡の数が少なくて、使い方を学べませんでした。子どもたちと一緒になって学んでいるシーンは、微笑ましいものがありました。

例年どおりに、教育ツアーの後、全員作文を提出しました。今年は、毎年実施してきたスピーチ・コンテストは、コロナ感染防止のため、中止となってしまったので、自信いっぱいに作文を書いた児童は、コンテストに出場して発表できないのが残念そうでした。

【ゾウの群れはあちらこちらで観察できて、ゾウ好きの子どもが増えた】

中には、ゾウが大好きになったという子どもの作文もあり、それぞれに野生動物への魅力と役割に惹かれていたようです。

今年の教育ツアーはこれで終了です。他の小学校のワイルドライフ・クラブについては、ケニヤの学校の再開は2021年1月が予定されているため、それ以降に実施を予定しています。

コロナ感染が収束して、小学校が再開予定とされている、新年度(2021年)1月以降には、従来通りの教育ツアーの形に戻って、より多くの子どもたちが参加して実施できればと願っています。

 

ライブラリーに門

ビリカニ村の子どもたちのためのライブラリーでは、1年半前に、サラマンドフの会とビリカニ女性たちの会からの支援で、フェンスをつくり敷地を明確化しました。が、資金不足のため、隣接する教会の境のフェンスと門を作ることはできませんでした。

今回はサラマンドフの会の支援で、ライブラリー維持のために、それらの補強の修繕を行いました。

フェンスだけあって門がないのは困りものでした。村人がだれでも往来できてしまうため、その人たちのポイ捨てするゴミが、敷地内に散在するようになってきて、監督者と子どもたちの悩みの種となっていました。

そこで、ライブラリーを使用する子どもたちだけが敷地内に入れるように、表門と裏門を立てて、ライブラリーの敷地を囲うことにしました。そうすれば、人々は往来できず、ゴミも出なくなります。

 

表門にはプロのサインライターによる、ビリカニ・ライブラリー(BIRIKANI  LIBRARY)という表記が書かれました。なかなか、立派な感じになりました!

子どもたちもライブラリーを利用しているんだ!という実感が高まっています!

 

裏門はビリカニ村のグランドに通じています。訪問者などが来て、子どもたちが一緒にグランドに出る必要がある時以外は、常時ロックしていて、表門からのみ入れるようにしています。

ライブラリーを利用する子どもたちだけが敷地内に入れるようにすることで、コロナ感染対策にも役立っています。

コロナ感染対策のために学校閉鎖は続き、学校の再開の予定は2021年1月です。

長期の学校閉鎖の間、ますます安全にライブラリーを利用できるようになり、マスクをしていて表情がわかりにくいとはいえ、子どもたちの目と雰囲気から嬉しさは伝わってきました。

 

 

 

 

 

 

2019事業年度の支援

サラマンドフの会の2019年事業年度(第10期:2019年11月~2020年10月)のケニヤでの支援金は,前期337,380円、後期487,395円として実施中です。

これまでに引き続き、ビリカニ女性たちの会の若年層支援、地域住民の事業支援、学童の自然保護教育の支援を行っています。

皆様のおかげで支援が継続できておりますことに心より感謝致します。

コロナ騒動の影響も受けています。

例年と異なる支援としては、ビリカニ女性たちの会と地域住民への緊急支援の増額をしています。

学童への自然保護教育は、コロナ感染対策への規制後は、人数制限するなど条件付きでの実施となります。また、サラマンドフの会の設立以来、継続してきた9月実施のスピーチ・コンテストですが、中止を決定しました。

さらに、サラマンドフの会の支援で受けた卒業生たちへのフィールド体験事業は次年度に延期となりました。

イオン財団からの助成金は、学童の自然保護教育と卒業生へのフィールド体験の事業の一部への支援となっています。今後のコロナ感染と対策のための制限の状況により、イオン財団の指定する期限までに実施が可能かどうかを判断していく予定です。

コロナ騒動で制限付きの厳しい状況下での支援となっていますが、小さな支援が明るい希望を与えていると確信しています。何とか継続できていることに感謝しています。

簡単な経過報告は、本サイト等で引き続きお伝えしていく予定です!

早い6月

長く感じた4月、あっという間に5月、6月と過ぎ、今年ももう半年が終わろうとしています。世界中がコロナ騒動に巻き込まれたままで、その情報によって月日の流れの感じ方も変わっているようにも思います。

日本をはじめ、世界の多くの国々で緩和や解除が進んでいるのは明るい方向です。

ツァボ地域でも感染者がついに出てしまいましたが、もろもろの制限はあるものの、観光業以外の生活は、コロナ感染者対策が開始される以前とほぼ変わらない状況です。

ケニヤの国としての都市ロックダウンや夜間外出禁止令(戒厳令)、学校閉鎖、国際線や国際郵便の停止などは4カ月目となっていますが、早々に解除、緩和されるとよいと願うばかりです。

このような状況下で、サラマンドフの会の小さいながら確実で、前向きな活動支援の報告ができるのを嬉しく思います。

お母さんたちのマスク・プロジェクトの進展、子どもたちのライブラリーの再開などなど、ポレポレと報告していきたいと思っています。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

ニュースレターNo.20

会員の皆様にお届けしている『サラマンドフ・ニュースレター』No.20(8ページ)は、6月初旬までにはお手元に届くよう準備中です。

2019年事業年度の前期(2019年11月~2020年4月)のサラマンドフの会の活動内容、関連記事などを掲載しています。

内容は以下のとおりです。

冒頭の言葉  

支援内容の報告

  子どもたちへの教育ツアー支援の報告

  女性たちの会からの報告

  ツァボ地域は今(その8)
  
サラマンドフと共に(連載 その7) 

教育エコツアーに参加して

サラマンドフの会よりお知らせ  

  イオン財団助成金の採択

       10周年までの歩み / 総会の報告より

       教育エコツアーこぼれ話

  その他 

どうぞお楽しみに!

※ 【サラマンドフ・ニュースレター】は、正会員および賛助会員3口以上のご支援を頂いている皆様に、活動の内容をお知らせしている会報誌です。

会員になってご支援くださると嬉しいです!

入会方法は
【サラマンドフの会のHP】
https://salamandovu.jimdofree.com/
【入会方法】
http://bit.ly/2yeW3iL

よりご案内しています。

もしくは、サラマンドフの会 salamandovu@gmail.com へお問い合わせください。

 

4月から5月へ

あと3日で、4月も終わります。

4月は、サラマンドフの会の活動もコロナ騒動の影響を受けることになりました。

一番影響を受けているのは、子どもたちへの教育ツアーです。

コロナ対策のためにケニヤ政府による学校閉鎖となり、集団でのフィールド活動への許可が出ない状況となってしまい、現在も続いています。

3月の子どもたちの教育ツアーは、3月~4月の実施は不可能となり中止となっています。5月には可能性があれば、と少し期待したのですが、昨日になって、学校閉鎖は向こう30日との発表がありました。実施できるとしても、早くても6月かという状況となりました。

支援している子どもたちのほとんどは、学校で教科書を共有していて個人で本を持っていません。電気もない家にいるため、家での学習は難しく、学校が再開するのを心待ちしています。学校での学習に加えて、野生動物との共存を理解するためには、フィールド体験学習が重要な教育です。

ツァボ地域では、3月に外国人旅行者がロッジに宿泊してコロナ感染者だった、という以外は、幸いにも感染者の報告はまだありません。

ケニヤでは、4月6日からナイロビとモンバサの都市部でロックダウンとなっていて、また期間延長となり、まだ続いています。その効果もあるのか、感染者(26日現在でケニヤ全体で355名)は都市部での発生がほとんどです。

コロナ対策の下での教育ツアーは、ソーシャル・ディスタンシングを配慮して、すべての車では許容人数の50%までの乗車で、予定人数の半分以下ということになります。マスクも必須となります。

コロナ対策以前とは異なり対象人数を減らして対応する教育ツアーとなりますが、ひとりでも多くの子どもがフィールド体験できるところに、野生動物保護につながるフィールド教育の意義があります。

月日を置いてでも、状況が落ち着いて、実施できるように切に願っています。

【2019年の子どもたちへの教育ツアーより】