年末に予告しました、総会2021年の報告です。
今回も前回に続き、コロナ(Covid-19)感染拡大の状況を鑑みて、オンライン(Zoom)会議での実施となりました。前回の初のリモート会議に比べると、スタッフ一同、Zoom会議のセッティング、進行において熟達しました。予行演習も1回のみで済み、無事盛会にて終了することができました。
報告会では、大学サークル(日本獣医生命科学大学公認サークルRafiki)から活動状況、そして、サラマンドフの会からは支援活動についてケニヤでの1年の状況を総括しつつ、プレゼンがなされました。
本サイトでもたびたび報告しているとおり、昨年度の1年の活動が継続できたのは、支援対象の地域住民がコロナ感染することもなく、健康で過ごせたこと、その上でリモート事業が成功したためです。
報告は、小学生のワイルドライフ・クラブ対象の国立公園への教育ツアー支援、および卒業生を対象としたキャンプ事業を、リモート事業として実施した際のこぼれ話などが中心となった内容でした。
1年間の支援対象地域でのゾウと地域住民をめぐるトピックも、動画を交えての話となり、参加者たちは、現地状況をアップデートしつつ、サラマンドフの会の活動の意義を納得していました。
総会の開催の12月から新年の挨拶をブログに書いた1月初めにかけては、コロナの感染状況が落ち着いており、コロナが終息する方向への期待、それを想定して日本国内での事業を企画、などと明るい兆しを感じていました。しかし.....現状は急変して暗転ですね。
ケニヤではコロナの感染状況は落ち着いているものの、日本のオミクロン株をめぐる感染の拡大で、また自由に動くのが規制される悩ましい状況となってしまい残念です。どしゃぶりは永久には続かない、と気長に状況の好転を待つことにしましょう。
次回の総会2022年では、対面とオンラインとによるハイブリッドでの実施ができれば望ましいかとも考えています。
どのような状況でも前向きに、皆様からの支援を原動力に、助成金の助けも借りながら、リモート事業と対面事業とのハイブリッドで、状況に適切に対応しつつ支援活動を進めていきたいと思っております。
皆さまからの温かいご支援を引き続きよろしくお願い致します。

リモート総会で報告をする中村千秋。マスクはビリカニ女性たちの会の作製によるもの。

リモート会議を実施した会場にて。