ケニヤの支援地域では新型コロナの感染拡大の心配はほとんどない状況でしたが、先週末にはケニヤ政府による規制の大幅な緩和が発表されました。
マスクの着用の義務化や車両の人数制限が緩和されて、4月以降もこのまま好ましい状況が続けば、次回の小学生たちへの教育ツアーでは、感染予防のための人数制限がなかった、コロナ感染以前と同じ規模での実施が可能となります。コロナ感染やその予防に悩まされることのない日々が続くといいなあ、と地域の人たちと共に願っています。
ケニヤ・教育エコツアーを年内に再開できればベストです。ケニヤの支援地域の今の状況からは、簡単に実現しそうな雰囲気すらあります。ケニヤ入国への条件が緩和されましたが、さらに好条件となり、事前の準備の手間や、長時間のフライトと日本帰国時での感染リスクもなくなって、コロナ以前のように、訪問を楽しみながら学ぶことができるようになるまで、あともう少しだといいなあ、と楽観的な気分にすらなります。
日本のコロナ感染状況も早々に落ち着いて、コロナ以前のように自由にのびのびとケニヤへの訪問ができる方向に進むとよいです。
ただ、コロナ感染状況に加えて、ロシア-ウクライナの状況も気がかりです。どちらも明日は我が身かもしれない、という恐怖があります。その恐怖から一歩離れていざ旅行といっても、フライトルートに影響が出たり、円安、物価高が続くと、移動したい気分を委縮させてしまいます。
世界が闇をさまよっているような雰囲気になるほど、バーチャル空間ではなくて、リアル世界でフィジカルに自由に移動できる、旅行できるということが本当にどれほど素晴らしく、生きる上で必要不可欠なことなのか、とつくづく思い知らされます。ちょっと待った、一服させてよ、1年でも2年でも短くてもいいから自由に動かせて、と言いたい気分です。
世界のさまざまな状況が明るく光のある方向に好転していくのを願いつつ、過剰な情報に惑わされることなく、マイペースで生活を続けていくことが大切なのだな、と改めて思う日々です。