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珍しい観察!2月-3月の教育エコツアーより

2月のツアーでは、到着日に、2月の乾季には、本来降らないはずの大雨に見舞われました。

雨男、雨女はもちろん根拠のない単なるストーリーですが、旅の話としては楽しい話題です。

この大雨に早速、参加者に聞いてみました。「だれか、雨女、雨男はいませんか」しばらくして、そっと手が上がりました。やっぱり、と、みんなで大笑い。

雨が降って、動物が散ってしまうかと思いきや、初日の大雨の地域は限られていて、雲は多い日々でしたが、幸いにも、フィールドには影響しませんでした。

それどころか、いくつかの珍しい観察ができました。といっても、初参加の人たちには、その珍しさを説明して納得してもらうしかないのですが。。。

左後ろ足が不自由なゾウは、何が原因でそうなっているのか。参加者の中の獣医師は興味津々でした。

美しい鳥で人気のあるライラックが、採食する場面では、しばし観察。珍しい観察となりました。

 

ガラナ川沿いでずらりと並んだシマウマたち。はじめは観察者の私たちを警戒していました。

群れから離れた若いオスゾウがぶらりとしているところに、ジャッカル2頭が現れました。そのうち1頭がゾウの前でのんびり。珍しい観察となりました。

最終日には、雲が多かったため、地平線からの日の出をフィールドで観ることはできませんでしたが、朝日のこぼれ日が差す下でのゾウの観察となりました。

オランダを経由してきた大学生は、ケニヤの町で出会った人たちとは距離を感じたようです。けれども、村での子供たちとの出逢いでは、とても温かい交流をして、楽しい時間を過ごすことができた、と嬉しそうでした。

今回の参加者たちも、原生自然、野生動物と地域住民の共存の世界を大いにフィールド体験できて、とても濃い中身を十分に満喫していました。

子どもたちへの支援:2月~3月【2018事業年度(第9期)前期】

前期の教育ツアーの支援は、2月と3月に、ブグタ小学校ワイルドライフ・クラブとバチュマのミアセニ小学校ワイルドライフ・クラブで行いました。

どちらも通常のように、バスを借りてツァボ・イースト国立公園を訪問し、終日、10時間ほどのフィールド観察を行いました。

初参加の児童が多かったためか、皆、興奮気味で、質問も多く出ました。

ブグタ・ワイルドライフ・クラブ

ブグタ小学校のワイルドライフ・クラブからは45名が参加しました。1年半ぶりの実施なので、当時参加した児童は4名ほどでした。ほぼ全員が初めての国立公園の訪問となりました。

午後3時半ころに、乾季の2月としてはとても珍しい大雨が降り、雨の中のフィールド観察となりました。その雨水のたまった水場に集まるゾウの観察もできました。

【ゾウとイボイノシシ(手前)】

【ゾウが水場に集まるのを参加者全員で観察】

【「あっ、カバもいる!」と水場に1頭のカバを見つけて、子どもたちは興奮気味(水場の左中央付近)】

【雨の中でのフィールド観察。激暑の中、窓を閉めての観察の大変さも学びながら、雨による動物の行動の変化も観察した】


ミアセニ・ワイルドライフ・クラブ

バチュマのミアセニ小学校ワイルドライフ・クラブからは50名が参加しました。こちらも久しぶり(3年ぶり)の教育ツアーとなりました。

終日晴天でしたが、日中は湿度は低いものの、50℃近くまで上がる暑さで、皆、慣れている暑さとはいえ、暑さに堪えながらのフィールド観察となりました。

フィールドの日の一週間前に2月としてはとても珍しい大雷雨が降ったせいか、野生動物たちは散っていて、観察しにくい状況もありました。それでも、ゾウを90頭以上、ウォーターバック、ハーテビースト、シマウマ、ゲレヌクなどを観察することができ、有意義なフィールド学習となりました。

【ハーテビーストの親子とその群れ】

【同行した教師(右端)と熱心にメモを取る子どもたち】

【双眼鏡を使うのは初体験。2台の双眼鏡をシェアするので、順番待ち】

【ウォーターバックの群れを観察】

エコツアー感想 その19

教育エコツアーの感想シリーズ、第19回目です。

今回ご紹介するのは、北海道の帯広より参加した、当時30歳代の高校教員へのインタビュー記事からです。

Q1:教育エコツアーに参加したきっかけは何ですか?

中村さんにお会いして教育ツアーを知りました。海外での支援活動や野生動物に興味があり、参加を決めました。

Q2:一番心に残ったこと、響いたことは何ですか?

「地球が誕生してから人間が一度も手をつけていない自然」に限りなく近い大自然の中をアフリカゾウの群れが優雅に歩いていた光景です。

環境の変化や密猟などの影響で動物の数は激減したということでしたが、まだまだ神秘的な自然が残っており感銘を受けました。

また、大型野生動物が農業に及ぼす影響、カンビト村での養鶏の現状、アフリカンタイムで支援の難しさを見聞し、人間との共存には課題が多いのだ、と深く考えさせられました。

Q3:教育エコツアーに参加後、あなたの中で変わったことや考えたことは何ですか?

先進的な農業を追求し、食にあふれ、十分な教育を受けられる日本の豊かさについて、帰国後はよく考えるようになりました。

私が見た現状や感じたことを一人でも多くの生徒に伝え、生徒たちが遠く離れた地域のことを何か一つでも身近に考えるきっかけを作りたい、と願うようになりました。

そして、いつの日か私も日本以外の国で自分の知識や技術が役に立つようなことをしたい!さらには、世界で活躍する人材を育てられるように、精一杯努力したいなあ、と思うようになりました。

『教育エコツアー インタビュー』サラマンドフ・ニュースレターNo.7 より

助成金の決定(継続)

NPO法人サラマンドフの会が第28回イオン環境財団の環境活動助成金(2019年4月~2020年3月)の助成先として、昨年度に継続して、採択されました。

2月5日付で、イオン環境財団のサイト https://www.aeon.info/ef/sp/ に採択先のリストがアップされ、2月10日付の朝日新聞の広告にもリストが掲載されました。

予定の採択結果よりも発表が遅くなったようで、結果待ちの身としては、ほぼ諦めかけていました。助成金がない場合でも、昨年開始した事業の継続を何とかしたい、どうすればよいのか、と、方法を模索し始めていたところでしたので、本当に嬉しい採択の知らせでした。

イオン環境財団の助成に関わる事業内容は、昨年度と同様の継続支援です。

ひとつは、サラマンドフの会の設立以来、支援している、ケニヤ(ツァボ地域)の小学生のワイルドライフ・クラブの学童たちへのツァボ国立公園でのフィールド学習支援です。

今ひとつは、昨年度に開始した事業で、ワイルドライフ・クラブの卒業生を対象とし、フィールド学習を通した支援です。

どちらの事業にとっても大切な力添えとなります。

皆様からの会費や寄付による温かい支援の基盤があってこそ取得できた助成です。今後とも継続支援を何卒よろしくお願いいたします。

前期の支援(2018事業年度)

サラマンドフの会の2018年事業年度(第9期:2018年11月~2019年10月)の後期の支援金の306,000円を1月下旬に送金しました。

今回の送金の内訳は、従来通りの会費および寄付による皆さまからのお力添えの資金からは155,000円、イオン環境財団の助成金からは151,000円です。

皆様のおかげで継続支援ができますことに心より感謝致します。

イオン環境財団からの助成金(第27回:2018年4月~2019年3月)は、サラマンドフの会の事業年度に合わせて、2回に分けて支出しています。

今回の送金は、サラマンドフの会の2017年事業年度(第8期:2017年11月~2018年10月)後期に次いで、2回目の送金です。

これまでに引き続き、ビリカニ女性たちの会の若年層支援、地域住民の事業支援、学童の自然保護教育の支援を行います。

イオン環境財団からの助成金は、学童の自然保護教育の事業に使われます。

学童たちへの教育エコツアーは2月と3月に予定しています。

支援の簡単な経過報告は、本サイト等でお伝えしていく予定です!

サラマンドフの会の会員の皆様にはニュースレターNo.18 (5月発行予定)で詳細をお知らせします。

どうぞお楽しみに!

マイペースの新年のあいさつ

まだ年頭のあいさつでも間に合うかと思いつつ、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

相変わらず、日記の更新具合が、ぽ~れぽれでぼーっとしておりますが、今年もマイペースで続けていきたいと思っております。

昨年は還暦となりました。論語では耳順。人の言うことを逆らわず素直に聴けるようになる年齢のようですが、それが還暦ならば、私はまだまだ還暦には遠い未熟者かなとも思います。人のいうことを聞くことが以前よりできるようになったかな、とは思いますけど、逆らわずに聞くというのは難しいですね。いや、今のような世の中では、年齢には関係なく、反発することも大切な生きる力かと思ったりします。

抱いたいろいろな夢や思いつき、アイディアを小さいながら確実に今まで実現してきていますが、これからもチャレンジを続けたいです。まだまだ小さな夢から大きな夢まで温め持ち続けています。実現に向けて進むのがますます楽しくなってきました。毎年、年頭に書いている、万年の懐の風邪(別名、金欠病)は年越しでも抱えたままですが、それを超えるようなパワーを発揮して伝達していきたいと思っています。

昨年よりもさらに地球の自然環境も国際情勢には不安な材料が増えてきているように思います。野生動物を巡る状況も厳しいですが、野生のアフリカゾウの立場からケニヤと日本をつなぐ架け橋として、旧年までと変わることなく、今年も実りある一年となるように力を尽くしたいです。

新年も健康管理に留意して元気に活躍します‼ 本年も何卒よろしくお願い致します。

総会 2018年、今年も盛会

サラマンドフの会の2017年事業年度/2018事業年度の総会は、今年も無事に盛会にて終了しました。

総会の後半のケニヤからの活動報告では、継続事業である、地域の女性たちの会への養鶏の支援と洋裁の支援事業、学童への教育ツアー(ワイルドライフ・クラブ)支援に加えて、新規事業である、ワイルドライフ・クラブの卒業生へのフィールド教育支援の報告がなされました。

学童への教育ツアーと卒業生へのフィールド教育については、会費と寄付を基盤として、念願の初の助成金が得られて事業の進展に結びついている旨が報告されました。

いずれの事業も、新年度に継続する活動として確認されました。

懇親会には、新会員や会員の知人らも出席して、サラマンドフの会の活動への関心を深めて、例年通りに盛会となり、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

小さいながら確実な歩みを続けていられるのは、会員と寄付による支援が維持され継続し、その力添えのおかげで助成金を得て有効に生かすことができているからです。皆さまからの引き続き温かいご支援をよろしくお願い致します。

    

 

お母さんの受験 第2弾

12月には、ビリカニ女性たちの会から一人のお母さんが、洋裁士の国家試験3級(初級)の受験をしました。予定通りに準備が進み、無事受験は終了しました。

10月に合格通知をもらった、洋裁士の国家試験2級のお母さんの後に続く受験者です。

結果は新年になってからとなります。本人は自信があるとのことで、楽しみです。

受験を申請する時点では、2名を予定していましたが、1名は転居となってしまい、1名のみの受験となりました。

3級に合格する実力のあるお母さんたちは増えているのですが、2級を優先してきたため、しばらくビリカニ女性たちの会から3級受験者を出す機会がありませんでした。3級を目指しているお母さんたちには、嬉しい刺激となりました。

今は女性たちの会の活動はクリスマス・ホリデーで、お休みです。新年に2級の受験を予定しているお母さんは、新年のお休みが明けると早速トレーニングに取りかかることになっています。

 

 

教育エコツアーの日程(2019年2月-3月)

2019年2月~3月教育エコツアー(アフリカゾウ国際保護基金)の内容が決定しましたので、お知らせします。

第1グループ:

2月19日(火)成田発、2月20日(水)ナイロビ着

2月25日(月)ナイロビ発、2月26日(火)成田着

申込み締切 2019年1月7日

第2グループ:

3月5日(火)成田発、6日(水)ナイロビ着

3月11日(月)ナイロビ発、3月12日(火)成田着

申込み締切 2019年1月21日

 

参照サイト

2月

http://www.eco-tour.jp/view.php?id=J1811210002

3月

http://www.eco-tour.jp/view.php?id=J1811210003

日程内容は以下のURLよりご覧ください。

http://bit.ly/2Br2Qbn

お問い合わせは

アフリカゾウ国際保護基金 aefi.ndovuworld@gmail.com

または

日本連絡事務所 サラマンドフの会 salamandovu@gmail.com

 

ライブラリーの修繕

ビリカニ村の子供たちが利用しているビリカニ・ライブラリーの敷地には、だれでも自由に出入りできる境界のない状態で、設立してからすでに12年目となります。

最近になって、土地の価格が急騰のため、ライブラリーの土地を狙う住民がいるという悪い噂が広まりました。

サラマンドフの会では、子どもたちのライブラリーの敷地を守るためにフェンスを設営して、境界線を明確にする支援を行いました。

ただ、予想よりも広い範囲での囲い込みが必要となり、サラマンドフからの支援資金だけでは不足となりましたが、お母さんたちのグッズの売上金で不足金を補うことになりました。

子どもたちのために、安心して学習・活動できる場を維持できることになり、皆ほっとしています。

フェンスが完成した、ビリカニ・ライブラリー。

 

※サラマンドフの会のHPは、2018年7月より新サイトに移行しています。
新サイト⇒ https://salamandovu.jimdo.com